動物病院の治療費

昨日は勉強会に参加して休診を頂き、皆様にご迷惑をおかけしました。休診の貼り紙をしていなかった事も反省しています。
 今日は飼い主さんから時々質問を受けることについてお話します。治療費のことです。確かに動物病院の治療費って分かりにくいですね。そして、いざ会計の時までは値段が分かりにくい。無保険の治療ですから割高に感じることもあるかと思います。フィラリアの予防薬やノミダニの予防薬の値段も病院によって様々です。
 実は法律では病院や動物病院の広告が制限されています。町中で見かける人間の病院の看板は病院名と電話番号、診療科が書かれた味気ないものばかりですね。医師法や獣医師法では「確かな技術」とか曖昧な広告をして、患者様を誘引してはいけないとあるのです。同様に治療費を掲げて広告をすることも価格競争により医療の質が低下するなどの理由から禁じられています。外から見えるように価格を掲示する事もいけません。ホームページはグレーゾーンと言えますが、詳しい方に話を伺うと法に触れる可能性が高いとのことですので当院も記載していません。
 もう一点、人の医療では保険点数制度があり、同じ治療を受けた場合同じ請求額になるのに比較して、動物病院では各病院によって独自に設定された値段設定があります。これは独占禁止法によって価格協定を結ぶ事を禁じられているからです。
 結果的にそれぞれの獣医は治療費をコストや人件費などを計算して算出しています。動物病院によって異なりますので個々にお問合せ頂くしかありません。ただし、病気の治療費は結局のところ診てみないと分かりません。当院では、手術や入院に際しては概算の見積もりをお渡ししています。予防の費用などについては気軽にお問い合わせ下さい。