子うさぎの骨折

 生後3カ月、体重は340gの子ウサギさんの足がおかしいという事で来院しました。触診でも骨折している事が明らかで、レントゲン検査では大腿骨の骨折がみられました。折れた骨が大きくズレており手術せずに回復する事は望めませんので、そのまま入院してもらい手術を行いました。手術は髄内ピンを使用して行いました。この方法は骨の回転を抑えられないので若干の不安定性が残るのですが、ウサギさんが小さいために現実的な選択と思われました。手術から3週間経ちましたが問題なく治ってきています。とっても人懐っこいウサギさんで、またピョンピョン飛び跳ねる事ができるようになってきました。

 ウサギは強い筋肉を軽量化した脆弱な骨格が支えており、非常に骨折を起こしやすい動物です。何かに驚いてパニックになり1人で骨折してしまう事や、抱いている高さから落ちても骨折する事がありますので犬や猫よりも注意して飼ってあげましょう。