まだまだ出ます
世の中は大分肌寒くなり、朝晩冷え込むようになってきました。犬達は暑い時期より大抵元気になる季節です。
涼しくなってくると油断しがちですが、まだまだマダニがついてくる犬がいます。マダニは草むらにひそんで犬が通り過ぎると素早く飛び移り、皮膚に食らいついて1週間かけて吸血します。マダニがついているビジュアル的なショックもありますが、マダニは人でもライム病などの感染症を媒介しますし、犬ではバベシア症を媒介します。島根県ではバベシア症の報告がほとんどありませんが、山口県や岡山県などでは多発する地域があります。バベシア症は治療が非常に困難な病気です。同じ勉強会の先輩は周辺にあまりにバベシア症が多いために、今ではその治療の専門家として名を馳せています。多発する地域でも川のこっち側では出るけれど、反対側ではほとんど出ないなんて話も耳にしますが、結局のところバベシアを持ったマダニの一群が侵入して来るかどうかなんでしょう。気候の変化も激しい昨今ですので、島根県で流行する事を常に警戒しておかなければいけません。
マダニが食いついているのを発見してから駆虫しても、病原体の感染を防ぐ効果は見込めません。少なくとも11月中は忘れずにノミと一緒にマダニを常に予防しておきましょう。背中に垂らすお薬が主流ですが、今は「コンフォティス」という1カ月に1回飲ませる内服薬も選択肢としてあります。背中に垂らすお薬を使った後のゴワゴワが気にならないということで好評です。今シーズンに限ってはお試し期間として内服薬をお求めやすい価格で提供していますので、是非ご相談下さい。