モルモットのバランチジウム
モルモットのモルちゃんの糞便を観察していると、こんな寄生虫が見つかりました。(動画はこちら)この虫はバランチジウムという原虫で、モルモットにとっては害のない寄生虫のようです。原虫というのはミドリムシとかアメーバの仲間で細胞たった一個だけで構成されています。周辺に見える小さな粒々もそれぞれ腸内の細菌で一個の細胞からできていますから、このバランチジウムという虫がとても大きいという事がお分かりいただけると思います。動画をリンクしておきましたのでキライじゃない方は是非見てみて下さい。ロボット掃除機のような動きで、よく見ると体の中に様々な器官があるのが分かります。
ヒトやイヌやネコ、魚も昆虫もたくさんの細胞が集まって出来ていて、それぞれが皮膚や眼や消化管や筋肉とそれぞれ決まった役割をこなしているのですが、原虫はたった一つの細胞が運動したり、食べ物を食べる、消化する、老廃物を出す、子孫を残すなど全部の仕事をこなしています。とても不思議ですが、実はこっちの方が元祖の生物で、私達多細胞生物の方が不思議で複雑な存在なんでしょうね。