野口健さん講演会
昨日は休診でしたので、米子にアルピニストの野口健さんの講演を聞きに行きました。
内容はと言うと7大大陸最高峰を最年少で登頂した野口さんが、憧れて来たエベレストが過去の登山隊が捨てていったゴミだらけになっているのを目の当たりにして苦しみ、地元のシェルパ族を説得し高所での過酷な清掃活動を始める過程から始まります。数年の活動を通してシェルパの人々の意識が変化していき、信頼関係が築かれて行きます。すると今度は温暖化の影響で急激に溶け始めた氷河湖の決壊で洪水がおきシェルパの村々が被害を受けている状況を相談され、それを何とかしなければという活動に繋がっていきます。 野口さんはこのようにして現場で自分が直面したものを背負っていき、そのために活動を展開して行きます。地球温暖化を抑制するための方法を考え、政治を含めて活動を展開していく訳ですが、福島原発事故以降、地球温暖化問題は社会からすっかり忘れられてしまった、世の中が一斉に右ならえになる社会は健全ではないのではないかという形で終わりました。
1時間以上の講演でしたがとても興味深いものでした。僕は大学の頃に馬術部に入るか山岳部に入るか悩んで、結果的に馬術部に入ったのですが、大学の後半の夏には北海道の大雪山山中にヘリコプターで材料を運んで登山道を組み立てるアルバイトなんかも経験しました。今も毎年冬の大山に登っていますし、気持ちは何ちゃって登山家なのです。アルピニスト野口健の名前に惹かれて講演を聞きにいきましたが、登山家の枠を超えて日本社会にメッセージを発信する野口さんに深い感銘を受けました。