ハイビジョン内視鏡の導入
今季の医療設備の大幅に拡充の第4弾。いよいよ本命です。当院では開院当初から内視鏡を導入して検査や処置を実施して来ました。これまでも一般的なサイズである9mmの内視鏡に加えて細径の6mmの内視鏡を運用し、猫や小型犬での内視鏡を実施して来ました。これまでの内視鏡も必要十分なものでしたが、この度内視鏡を刷新しました。新しい内視鏡は中型犬以上で使う9mmと小型犬や猫で使う5.4mmのサイズですが、どちらも従来のテレビ画質からハイビジョン画質になっています。特に5.4mmのハイビジョン内視鏡は動物病院であまり普及していないものになります。9mmの内視鏡はこれまでよりも長いもので、大型犬の十二指腸に届くものです。また、両方の内視鏡ともNBIという血管を浮き上がらせる画像処理を行うことができます。
内視鏡は犬や猫が異物を飲み込んでしまった場合に摘出したり、胃腸の腫瘍や特殊な病気を診断したり様々な状況で使用します。全身麻酔は必要ですが外科手術を行うよりも動物に優しい治療になります。私が名古屋に2年間いた際に昼間に非常勤で勤めていた病院の院長先生が内視鏡の権威で、私も自分の病院を持ったら内視鏡検査をしようと心に決めました。勤務医時代にマイ内視鏡を持っていた獣医師は珍しいのではないでしょうか。最新型の内視鏡を持つことが出来て、かつての夢がひとつ叶ったように思います。内視鏡は道具がいいだけでは駄目で、知識と技術を磨いていく必要があります。多くの動物と飼い主様を助けることが出来るように研鑽を続けていかなければいけません。流石に、もう数年は何も買えないと思います・・。多分。
