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滅菌・消毒関連

微酸性次亜塩素酸水生成装置

微酸性次亜塩素酸水生成装置 
水道水に微量の食塩と塩酸を添加して電気分解することにより、洗浄除菌水を生成する小型連続式の微酸性次亜塩素酸水生成装置です。診察間の手洗い、傷の洗浄、入院ケージなどの院内設備の消毒に用いられます。当院では毎日、電解水を用いて病院内の全ての床を清掃し院内感染の防止に努めておりますので、免疫の低下した動物やワクチン未接種の子犬や子猫でも安心して来院して頂けます。2019年1月に中性水から切り替えました。

ホルマリン滅菌器

ホルマリン滅菌器
 熱に弱く高圧蒸気滅菌の出来ない機器を滅菌します。ホルマリンは有毒な物質ですが滅菌後に完全に中和されますので従来使用されてきたガス滅菌に比較して安全性が高く医療従事者が安全に仕事をすることが出来ます。この機器の存在によって感染の危険を減少させ、安全な治療を行うことができます。

高圧蒸気滅菌器

高圧蒸気滅菌器
 高圧蒸気滅菌器です。オートクレーブとも呼ばれます。手術器具やリネン類などを滅菌し、安全に手術や処置を行える環境を提供します。

高圧蒸気滅菌器

超音波洗浄機
 手術器具の洗浄に用います。手術器具に付着する血液や蛋白質は洗剤による洗浄法では落としきれない事があります。当院で使用している手術器具は超音波洗浄および専用の酵素による分解処理を組み合わせて洗浄され、その後滅菌されます。

その他の治療機器等

動物用ICU メニオス

動物用ICU1
ICU装置は、普通の格子の扉の入院ケージと異なり、アクリルの密閉された扉とコンピューター制御された3室独立した空調によって温度、湿度、酸素濃度を一定に保つことが可能となっており、大型犬の収容も可能です。呼吸器疾患の動物や大きな手術の後などの集中的なケアが必要な動物において、治療の成功率を高めることが期待できます。2021夏から導入しました。


酸素濃縮機

酸素濃縮機
電気の力で濃縮した酸素を発生します。当院では3台の酸素濃縮機が稼働しており、複数のICUの酸素を酸素濃縮機で全て供給する事が可能です。従来通り酸素ボンベによる供給も選択可能です。


ベットサイドモニター

ベッドサイドモニター
 主にケージ内の動物の状態を見守るベットサイドモニターです。重症の入院動物に使用し、心拍数や不整脈の有無、酸素飽和度などを確認します。当院では3種類のベットサイドモニターを使い分けています。

ヒーター内蔵ケージ

ヒーター内蔵ケージ
 処置室内のケージにはすべての床面にヒーターが内蔵されており、側面の操作パネルでコントロール出来ます。また、ネットワークカメラが3台ケージ内に内蔵されており、入院動物の様子をモニターできるようになっています。

動物用輸液ポンプ (TOP 230V) 3台

動物用輸液ポンプ
 静脈内点滴は重要な治療ですが、スピードや量によっては弊害を生じることがあります。当院には動物専用の輸液ポンプを5台備えており点滴の総量やスピードを厳密に管理することができます。

シリンジポンプ

シリンジポンプ
 微量な薬剤の持続投与が可能なシリンジポンプは大きな手術の際には昇圧剤や鎮痛剤を細かく調整しながら投与することが可能です。体の小さなエキゾチックペットに点滴をする時にも活躍します。

全自動分包機

自動分包機
 薬剤を正確に素早く調剤するために必要な機械です。薬剤によって手動分包と使い分けて使用しています。

除細動器

除細動器
 緊急処置の際に使用する除細動器です。心臓の筋肉が震えて正常に動かなくなった際に心臓の動きを元に戻す効果が期待できます。

ケージ内カメラ画像

ネットワークカメラ (Panasonic)
 院内に16台のネットワークカメラが配置(内8台はケージ内部に設置)され、外来、入院中の動物達の様子などを院内各部に配置したモニターに映しています。このカメラの映像はiPhoneやiPadなどの端末で院外から操作・閲覧可能であり、夜間のモニタリングにも役立っています。(24時間の監視体制を保証するものではありません。)